沖縄の豆腐は、沖縄県外の豆腐と味覚や食感がまったく異なる。

木綿豆腐よりもひとまわり大きく、しかも硬めだから型崩れすることなく、しっかりとした大豆の味を感じられることが特長。
沖縄の野菜料理のチャンプルーは島豆腐を中心にした炒め物だ。豆腐や野菜に限らず、様々な材料を一緒にして炒めるものだが、チャンプルーとは沖縄の言葉で「混ぜこぜにした」というような意味がある。
豆腐チャンプルーは、チャンプルーの中でもその名の通り、豆腐を主役として、他の野菜やポーク等があまり無いもの。
このチャンプルーに使うしっかりした島豆腐がある一方で、おぼろ豆腐よりも軟らかい「ゆし豆腐」(寄せ豆腐)もよく食べらる。

日本テレビ系「ニッポン旅×旅ショー90分スペシャル」で紹介された「ゆし豆腐」は、豆腐を固める前の、ふわふわとしたおぼろ状になったもの。大豆の香りと甘みがある。
島豆腐を米麹、紅麹、泡盛によって醗酵・熟成させた発酵食品である「豆腐よう」も沖縄名産として名高いもの。

麹菌発酵の効果で酒とエダムチーズを合わせたような味わいが特徴。より熟成が進んだものほど、豆腐の味はしなくなる。
お酒の肴として、爪楊枝や竹べら等で少しづつそいで食べる。
残った漬け汁はお米に少量まぜて炊き上げると華やかな桜飯が楽しめる。また市販のマヨネーズと1対1の割合で混ぜるとコクのある紅麹ドレッシングになる。
栄養価も高く、琉球王朝時代には、病後の滋養食としても重宝されたという。
「ジーマーミー」とは沖縄の言葉でピーナツのこと。
通常大豆で作る豆腐だが大豆ではなく、そのピーナツを使った「ジーマーミー豆腐」(地豆豆腐)も風味豊かな郷土食。

ジーマーミー豆腐は、お餅のような見た目だが、醤油と砂糖で造った甘辛だれをかけて食べる。
ピーナツにはオレイン酸、リノール酸が多く含まれるが、オレイン酸は、悪玉のコレステロールだけを下げる特長が知られている。
リノール酸は人間には欠かせないものだが、体内では作られないので食品からとらなければならない必須脂肪酸。
オレイン酸と同じく血液中のコレステロールを下げるのが特長である。
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